アルファロメオ145クワドリフォリオ
- sarahisaacsakura
- 2017年7月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年8月22日
アルファロメオの不人気車,145です。(笑)


こんなにカッコ良いのに,なぜ不人気車かと言いますと,
①FFである。
②フィアットティーポとシャーシが共通である。
③右ハンドルである。
といった理由です。
アルファロメオがフィアット傘下となったからには,ティーポと共通シャーシは経営上仕方ありません。
同じ理由でFFも,まぁ仕方ありません。(昔からのアルフェスタには許せないことですが)
しかし,なぜに右ハンドル?
…と,当時のアルフェスタは思いました。
これは完全に,輸入元のフィアットアンドアルファロメオモータースジャパン(長っ!)の判断ミスです。
右ハンドルによって間口を広げて拡販を目指す…と思ったのでしょうが,145はオートマの設定がないんですよ!
5速マニュアルで乗るのはどんな人?
そう,車好きや昔からのアルフェスタです。
んなら,左ハンドルでしょうよ?!
誰が考えても出るこの結論を無視し,最後まで右ハンドルしか輸入されませんでした。(´;ω;`)
これが,145不人気の悲劇を生んだ理由です。(そんな大げさな…)(笑)
右ハンドルの何がいけないかと言いますと,ペダルレイアウトに無理があるということです。
タイヤハウスの関係で,どうしてもペダルが左側にオフセットしてしまうのです。
シートに座ったところから自然に足を出すと,アクセルペダルがあるはずの場所にはタイヤハウスがあり,ブレーキペダルがあるはずの場所にアクセルペダルがあり,クラッチペダルがあるはずの場所にブレーキペダルがあり,フットレストがあるはずの場所にクラッチペダルがあるのです。
更に左にフットレストがあります。


こんな感じです。
オートマならそんなに気にならないんでしょうが,マニュアルミッションで3ペダルなので,気になっちゃうんですよ。
…という訳で,左ハンドルならなぁ…というのがつきまとうアルファロメオ145です。
ただ,今乗ると当時思ったほどは気になりませんよ。
右ハンドルの輸入車が普通になった今となっては,多少のペダルオフセットも一般的になって,体が慣れちゃってるからなんですね。
気持ち良~いツインスパークエンジンの音を聞いていれば,そんなことは気にならないくらい気持ちが高揚するのです。

1気筒当たりにプラグが2本なのでツインスパークと言います。
当時はこんなことも特別だったんですね。
(mollのバッテリーがマニアックでしょ?)
このエンジンの素晴らしさは,乗れば分かります。
シュイーンという音と共に加速する吹け上りの気持ち良さは,絶品です。
思わず窓を開けてしまいます。
エアコンが壊れて窓を開けている場合でも,「エンジンの音が聞きたいので…」と言い訳できます。(爆)
数値上は155PSしかありませんが,数字はどうでも良いっていう気持ちになれるエンジンです。
「ちょ~気持ちイ~」と北島康介のように叫んじゃいますよ。(笑)
フィアットアンドアルファロメオモータースジャパンを褒めたいのは,ツインスパークエンジンが載ったクワドリフォリオを輸入してくれたことです。
クワドリフォリオは四葉のクローバーという意味ですが、アルファロメオのスポーツバージョンの伝統的なグレードなのです。

145の横に付いてる四葉のクローバーがクワドリフォリオの証です。
左右のサイドステップにも付いてます。
そんなこんなで,当時不人気車だった145も,今乗ると新鮮でとっても気持ちの良い,良い車なんです。
いくつかウィークポイントがありますが,そこら辺を分かった上で乗っていただければ,超お勧めな車の1台です。
ただ,きちんと整備されてきた車を選ばないと,泥沼にはまることになりますので要注意です。
右ハンドル故に,日本はもちろん本国にもパーツがない!なんてこともありますので…。