ケイターハム・スーパーセブン
GTになってしまった911にがっかりし、スポーツカーはもう良いかな…?と思い始めたころ、この車に出会ってしまいました。
ケイターハム・スーパーセブンです。
ドアも屋根もなし、出かける時は天気予報見て降水確率チェックが必須、という超スパルタンな真のスポーツカーです。
ウィンカーレバーもなく、普通のトグルスイッチでウィンカーを点け、もちろんオートキャンセルもありませんので、曲がり終わったらスイッチを戻す…といった、実用性はまったく考えられていない、走ることだけに特化した車です。
私が乗ったのは、クラシックというグレードで、1600㏄のケントエンジンは、たったの100PS。
しか~し、馬鹿にすることなかれ。
サーキットでは、コーナーで911をぶち抜けます。
しかも、911はスピンしそうになりながら汗(冷や汗?)をかきながら真剣な顔で走っているのに、こっちは鼻歌まじりでとっても楽しいんです。
リヤが滑っても、軽くカウンターあてて修正できますし、使い切れるパワーを使い切って攻めるのがこんなに楽しいなんて…。
…と、目から鱗な車なのです。
私のセブンはレーシングスクリーンでしたので、サングラスかけてても涙がチョチョギレますので、高速走る時はゴーグル必須。
ファミリーが乗ってる車を抜くと、子供たちが、ビックリした顔と笑った顔の混じったような顔でこちらを見て指さす。
これを快感と思うようになったら、立派なセブン乗りですよ。(笑)
難点は、この車の刺激に比べたら、もう何にのっても感動しなくなることです。
私もしばらく、「車はもう上がり」と言って、普段の足はオヤジサニーに乗ってました。(爆)
スーパーセブンには、BDRやボグゾールなどといったハイパワーなエンジン積んだやつもありましたが、500Kgの車重に200PSでは、狂暴過ぎます。
スーパーライトなんて250PSですよ!
私はクラシックでちょうど良かったです。ハイ。
十分以上に速かったですし刺激的でした。